長い梅雨の後、関東地方の夏はわずか一週間で終わってしまいましたね。

今のところ工作ネタに進捗が無いため、今回は夏に出かけたスナップ写真からいくつかアップしてみます。
自分はソロツーリングで峠や山道を走ることが好きで、今年はお盆シーズンの前半でバイクにテントを積んで南アルプス地域を走ってきました。
とある国道沿いで森林鉄道の保存機関車を発見、

思わずバイクを停めて数枚写真を撮りました。
場所は多分このあたり…
大きな地図で見る実はこの地域はかつて森林鉄道があり、この場所の他にも相当高い山の上にも同じように車両が保存されているのですが、自分はあまり予備知識を持たずに出かけてしまうので、この機関車は予期せぬ発見でした。
周囲の様子を伺うと、近くの廃校でこの鉄道に関する小さな展示会が開催されているとの張り紙を見つけ、ツーリングを一時中断し、その学校を探し始めました。

国道を外れ小さな集落に入ると、家の軒先には森林鉄道で使われていたレールが放置されていました。森林鉄道の有名所ではよく見られる光景ですが、このあたりの場合はごく自然に風化の時間が流れている雰囲気がありました。
集落を少し走るととても趣のある廃校に到着。

校舎には誰一人いないのですが、展示会の張り紙と「ご自由にお入り下さい」との案内板を確認し、自分が不法に校舎に立ち入るのではない事を確認し、靴を脱いで学校にあがらせていただきました。

木造校舎はかなり古い作りで、それぞれの教室には児童や地域の方々のたくさんの思い出が展示され、その中のひとつとして森林鉄道の資料が展示されていました。

この森林鉄道に関する記載がある新聞の切り抜きや書籍が展示されている場所があり、ふと見ると「鉄道廃線跡を歩く」があり、この鉄道に関するページが開かれていました。
もしや… と、思い、その本をパラパラと…
ありました、ドリーム交通。
著作権に関わるため書籍の内容は非公開とさせていただきます。自分はこの本を持っていないため、この記事の内容を心の印画紙にしっかり焼き付けて、ページを元の森林鉄道に戻して帰りました。
ちょっと得した気分です。
ツーリングを続け、途中ではこんなモノレールを発見。

県道から民家まで高低差があり、その間の荷物運搬を担っているものです。規模こそ小さいですが、生活に深く密着したモノレールですね。
そしてさらに県道を走るとまた廃レールを使った道路柵が現れました。

この場所は上の写真とは全然違う場所で、この地域にも森林鉄道があったのかも知れません。
場所は多分このあたり…
大きな地図で見る
こうやって撮るとロッキード式みたいですww

この時期、こっそりひっそり山の中で星空を見ながら夜を明かすのは中々気持ちが良いものです。時期的にはペルセウス流星群の極大にも近いので普段よりも多く流れ星も出現します。大きな流れ星の場合は「音」も楽しむことが出来るので、ついつい寝不足になってしまいます。ただし、夜でも昼でも山には人間以外の生き物がたくさんいるので、むやみに真似だけはしないで下さいね。
続いてJAMにも行ってきました
今年もビッグサイトでJAMが開催されていました。
自分にはあまり馴染みがない催しなのですが、多くのモデラーの方が出展されるとの事なので、今年は足を運んでみました。
会場ではモノレールの模型作りをされている方ともご挨拶をさせていただき、お互いにエールを交換することが出来ました。
また、雑誌社のブースに木村氏の多摩モノレール模型が展示されていて、

この展示会での収穫はかなり大きかったと思います。

それにしてもこの車体はずいぶん大きく見えます。
自分のモノレールと縮尺は同じはずなのですが、1両あたりの長さも大船線の1.5倍はあるようです。
以前、自分の車体をリゾートラインのプラレールと向かい合わせにして写真を撮ってみましたが、車体の高さもまさに同じ位の差がありました。

これならNゲージの動力を下回りにすっぽり収納できますね☆

通電の構造がよくわかる軌道の断面です、様々なアイデァが織り込まれていて参考になります。

最後に自分のレールと一緒に記念撮影。
会場を後にしたのでした。